女性のメンタルヘルスケアEXPOを視察してきました
10月5日〜7日に東京ビックサイトで開催されている女性のメンタルヘルスケアEXPOに参加してきました。
まだ第1回ということでメンタルヘルス関連の出展企業数は少なめでしたが、様々な取り組みに触れながら自分達のことを振り返ったり、これからどんな事で社会に貢献できるか考える良い機会となりました。
特に今回の展示会では企業様向けの取り組みが多かったこともあり、どうすればメンタルケアやウェルビーイングにつながる良い取り組みを日常の仕事や生活の中に組み込めるかという視点で大変参考になりました。。
最近の企業様向けの取り組み傾向としては、やはりスマホのアプリケーションやオンラインのカウンセリングなどが主流のようです。いずれのサービスも、手軽にメンタルケアにアクセスできることを目指しているように感じられ、大変良い傾向だと思いました。
同時に、たとえ良い仕組みがあったとしても、それだけではメンタルケアやウェルビーイングを社員の皆様の日常の連続性の中に位置づけるのは難しいかもしれない、と感じました。
既に企業様の中には、産業医や保健師の方々、ラインケア、人事の方々の取り組みなど、様々な良い仕組みが取り入れられています。
しかしそれでも、メンタルヘルスの課題は様々あると伺っています。
既存の仕組みにしろ、新しいものにしろ、従業員の皆様にとって使いやすく役に立つものだと思ってもらえるかどうかが重要なのでしょう。
そして、そのためには従業員の皆様の日常と、企業様のメンタルケア/ウェルビーイングの良い仕組みとをつなげるハブのようなものがあることが重要なのだろうなと思いました。
それは私達がメンタルヘルスの仕事のなかで、コミュニティの中に既にある良い仕組みと、なかなかサービスにつながれないユーザーの方々とを繋げるハブのような機能を果たしてきたことと、本質的には同じなのかもしれません。
そう考えると、私たちが提供しうる価値は、メンタルケアのツールの提供を超えて、企業様のメンタルケア/ウェルビーイングに関連する仕組みや文化、社員の皆様お一人お一人の日常にも深く繋がるものであるのだと感じました。
この点でも、私たちの「対話と協働」という理念に沿って、皆様のお役に立てるよう実践を続けていきたいと思いました。
女性のメンタルケアEXPOが第一回目なのが先ず驚きました。女性の場合、メンタルケアをするにはフェムケアも欠かせない。そしてフェムケアやホルモンケアを知らない人がまだまだ日本には多いと先日婦人科で言われました。メンタルケアを日本でもっともっと普及させるには様々な方向からの取り組みが必要なのでしょうね。これからの皆様の活動に期待します!!
あんこ様、ありがとうございます。本当に、様々な方向からの取り組みがもっと必要ですね。応援頂きありがとうございます!