【10/12(日)PTMF実践研究会を開催いたします】

PTMFは、イギリスの心理学者と複数名の精神保健サービスユーザーとの協働によって開発された、従来の精神科診断基準とは異なるフレームワークです。

「どんなことがあなたに起きましたか?」という問いかけから始まるPTMFは、個人の心理的苦悩を「パワー(Power)」「脅威(Threat)」「意味(Meaning)」の三つの観点から理解するフレームワークです。このアプローチは、従来の精神科診断が持つラベリングや病名に頼らず、個人の経験や背景を重視するものです。

昨年COMHCaでは、2023年に北大路書房から出版された『精神科診断に代わるアプローチ PTMF』の読書会を開催しました。今年度以降は、どのように自分たちの実践に活かせるのかを互いの経験から学び理解を深めていきたいと考えています。

本研究会は、シリーズ形式で継続的に開催し、参加者の皆様とともにPTMFの理解を深め、実践に活かすための場を提供するとともに、各回で皆様からの実践報告の共有も予定しており、互いの経験から学び合いたいと思います。

第1回は、COMHCa共同代表で精神科医師の松本衣美、同じく共同代表で作業療法士の真嶋信二、そして、札幌市において地域支援に携わる精神保健福祉士の遠藤芳浩氏による活用法をお話いただきます。

詳細は下記となっております。

【開催概要】

日時:2025年10月12日(日) 13時~15時半

定員:30名

対象:精神保健医療福祉領域の対人援助職者、経験専門家、ピアサポーター

会費:会員無料 非会員1000円

お申込み:peatix (https://20251012.peatix.com)

<第1回 PTMF実践研究会>

ファシリテーター:下平 美智代

1) 開会

2) PTMFの紹介と精神科診療における活用(40分)

  松本衣美 

3) 相談支援における活用(30分)  

  遠藤芳浩

4) 休憩(10分)

5) セルフケアにおける活用(30分)

  真嶋信二

6) 質疑応答・意見交換 (30分)

7) クロージング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です