下平 美智代 Michiyo Shimodaira
共同代表
【メッセージ~COMHCa設立の役割】
私たち対人援助職者も一人の人間です。傷つくことも、落ち込むことも、怒ることも、深い悲しみに沈むこともあります。病気になることも、配偶者に先立たれることも、親の介護や育児に悩むことだってあるでしょう。私たちCOMHCaの共同代表4人はもう1年以上毎週対話を続けています。対話を初めて半年くらいたった頃でしょうか、あるとき気づいたのです。私たちがやっているのはピアサポートだと。そして、私たちはこうした語り合い・聴き合いの相互サポートのなかで癒されたり、気づきを得たりしながら成長していくことができるのだということです。
COMHCaの役割は二つあります。一つは心からの(あるいは腹の底からの)声を出す場の提供、それはコミュニティでの対話の場だったり、1対1のカウンセリングの場だったりします。もう一つは、協働的なチーム支援のシステムづくりをお手伝いすることです。これは具体的にはコンサルテーションと研修により提供することができます。
【資格】
博士(心理学)
公認心理師、看護師、保健学修士
【趣味】
運転しながら音楽を聴くこと 珈琲を淹れること
空をみること 俳句を詠むこと
【経歴・経験】
2012年、久野恵理氏との出会いで意図的ピアサポート(Intentional Peer Support)を知る。2013年、ワークショップに初参加。同時期にOpen Dialogueを知る。2014年フィンランドにて視察研修を受ける。2015年4月から2018年9月までACTチームに参加、大きく感情を揺さぶられる経験を重ね、トラウマケアについて学び始める。2018年10月所沢市アウトリーチ支援チームの立ち上げのため転職。2020年「経験専門家語り聴く会in Tokorozawa」を企画実施。2021年より所沢市の経験専門家養成講座を企画、ファシリテータを努める。現在、国立精神保健研究所(地域精神保健・法制度研究部)客員研究員。立教大学現代心理学部兼任講師。トラウマセラピスト(EMDR、ホログラフィトーク)。
日本女子大学人間社会学部心理学科卒
東京大学大学院医学系研究科 博士課程満期退学
東の森オフィス(https://office-higashinomori.net/)
にて、心身の不調、トラウマについての相談を受け、
心理支援およびトラウマ療法(主にEMDR)を行っている。