下平 美智代 Michiyo Shimodaira

共同代表

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【メッセージ~COMHCa設立の役割】

共同代表の下平美智代(しもだいらみちよ)です。よろしくお願いいたします。

一般社団法人COMHCaは、2022年11月16日に法人登録されました。このため、法的な意味での創立はこの日になりますが、実際には、ここから5か月の準備期間を経て、2023年4月1日に活動を開始しています。そのようなわけで、私たちがCOMHCaで様々な方々と協働を始めて、2024年3月末で1年です。この1年、様々な立場の方々とご一緒に対話の場を重ねてきまして今感じるのは、「支援者支援」「対話と協働」を掲げて取り組んできましたが、実際には、COMHCaは一方的な「支援」の場ではなく、相互サポート/相互啓発の場であり、共創の場となっているということです。誰にとっても相互サポ―トという意味でのピアサポートは大事だと思ってきましたので、これは本質的に目指したかったあり方であり、改めて、そうした場に参加させていただいていることに感謝の思いが湧いています。

引き続き、2024年度もどうぞよろしくお願いいたします。

【資格/学位】 

看護師、公認心理師

保健学修士、博士(心理学)

【好きなもの/こと】 

 ドライブ、音楽を聴く、空を見る、お花、俳句、宇宙とかUFO

【経歴・経験】

聖隷浜松衛生短期大学第一衛生看護学科卒。卒後、看護師として働くが睡眠障害となり2年で退職、フリーターとなる。2000年日本女子大学人間社会学部心理学科卒。2007年東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野博士課程満期退学。一時、大学の教員となるが、2011年国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所社会復帰研究部に転職。

2012年、久野恵理氏との出会いで意図的ピアサポート(Intentional Peer Support)を知る。2013年、ワークショップに初参加。同時期にOpen Dialogueを知る。2014年フィンランドにて視察研修を受ける。ケロプダス病院のセラピストたちの臨床姿勢やチーム支援に感銘を受け、臨床実践に軸足を移すことを決意。2015年4月から2018年9月までACTチームに参加。様々な方々との出会いにより、逆境体験、トラウマがその人の病いの根幹にあることに気づき、トラウマとトラウマケアについて学び始める。2018年10月、所沢市アウトリーチ支援チームの立ち上げのため転職。2020年「経験専門家語り聴く会in Tokorozawa」を企画実施。2021年より所沢市の経験専門家養成講座を企画、ファシリテータを努める。

現在、社会福祉法人所沢しいのき会地域生活支援センター所沢どんぐり(所沢市委託相談支援事業)にて相談員として勤務。その他、国立精神保健研究所(地域精神保健・法制度研究部)客員研究員。立教大学現代心理学部兼任講師。東の森オフィス(https://office-higashinomori.net/)にて心身の不調やトラウマに関するカウンセリングとEMDRなどの療法を行っている。